【徹底解説】多毛症の原因と症状をチェック!治し方は?

多毛症 脱毛の全知識
もしかして自分は多毛症かもしれないと思ったことはありませんか?
子供の頃から毛深いことに悩む人は多いです。

  • 多毛症の治し方を知りたい
  • 多毛症は脱毛で治るの?
  • そもそも自分は多毛症なの?

こんな悩みを抱えてしまうますよね。

この記事では多毛症に関する情報と、脱毛についてを徹底的に解説しています。
多毛症かどうかのセルフチェックや治療方法、脱毛の基礎知識やおすすめの脱毛方法などもご紹介します。

多毛症に悩む人でも脱毛をして悩みの無い肌になれるかもしれません。あきらめないで、治療や脱毛でムダ毛のない肌にしましょう!

多毛症の種類

多毛症とは、身体のさまざまな部位に異常なほど多くの毛が生える状態です。
毛髪過多症とも言い、全身に発毛する「無性毛型多毛症」と局所的に発毛する「男性型多毛症」とがあります。

無性毛型多毛症

無毛性多毛症とは、性別に関係なく全身のさまざまな部位に異常なほど多くの毛が生える状態のことです。

男性型多毛症

男性型多毛症とは、局所的に以上なほど発毛する状態のことです。
無性毛型多毛症と異なり、発症するのは女性に限られています。

多毛症の症状をセルフチェック

毛が太くなる

全身性多毛症の場合、毛の数が増加するのではなく、毛が太くなることによって毛量が増えたと感じられます。
本来産毛が生えているはずの個所の毛も硬く太くなるため、女性の場合は髭が生えたように見える場合があります。

月経不順

男性型多毛症になった女性は、男性ホルモンの増加によって月経不順になる場合があります。
ホルモンバランスによる男性型多毛症の場合、低用量ピルなどの薬物治療によって改善を期待できます。

頭部の抜け毛

男性ホルモンが増加することで頭の毛が抜けてくる場合があります。
ツルツルになるわけではなく、髪の抜け毛が多いと感じられるだけの場合もあります。

ニキビなどの肌荒れ

男性ホルモンの増加によって皮脂の分泌が増えるとニキビができやすくなります。
ただ、ニキビができる原因は多毛症以外にさまざまなモノがあるためニキビだけで決めつけないようにしましょう。

多毛症の原因

体質

多毛症の原因は先天性のものと後天性のものとがあります。
先天性のモノは先祖返りとも考えられており、両親の遺伝子とは関係なく誰にでも起こり得ます。

PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)

後天性の場合は何等かの薬物や病気などによって引き起こされます。
中でも不妊や代謝障害などに関係するPCOSなどの病気は、男性ホルモンであるテストステロンが異常に多くなるため多毛症になる恐れがあり、背中や胸などに異常に多くの毛が生える場合があります。

多毛症を疑ったら病院で検査を受けて

異常なほど多くの毛が生えてきた場合、まずは病院で検査を受けましょう。

女性の場合は産婦人科や皮膚科、部位によっては泌尿器科などへ相談します。
ただ、PCOS(男性ホルモンがたくさん作られてしまう病気)などが原因の場合は、多毛症の治療ではなく多毛症の原因となっている症状の治療を受けることになります。

多毛症でも脱毛できる?

健康保険は適用される?

保険が適用されるのは「治療」が必要な場合のみなので、基本的に美容目的となる脱毛は保険適用外です。

ただ、多毛症が「治療」の必要なレベルだと医師に判断された場合、健康保険が適用される場合があります。
まずは担当医師に脱毛したい旨を伝え、保険がきくか相談しましょう。

脱毛の種類

脱毛の種類にはさまざまなモノがあります。
脱毛する前に、それぞれの特徴について確認しておきましょう。

サロン・クリニックの場合

平均価格
(全身)
脱毛完了までの目安回数 脱毛完了までの目安期間 メリット デメリット
エステ脱毛 200,000円 18回 3年
  • リーズナブル
  • 美肌効果が期待できる
  • 痛みを感じにくい
  • 脱毛期間が長い
  • 通院回数が多い
医療脱毛 400,000円 8回 1年
  • 脱毛効果が高い
  • 脱毛期間が短い
  • トラブルへの迅速な対処が可能
  • 高額
  • 強い痛みがある

脱毛機関には大きく分けてクリニックとエステとがありますが、その目的は大きく異なります。
クリニックの目的は「治療」で、エステの目的は「美容」です。

脱毛後の仕上がりや料金などには大きな違いがあるため、自分の希望する仕上がりに合わせて脱毛方法を選びましょう。

自己処理の場合

平均価格
(全身)
メリット デメリット
カミソリ 100円~
  • リーズナブル
  • 好きな時に使用できる
  • 肌荒れしやすい
  • 脱毛できない
電気シェーバー 1,000円~
  • カミソリより肌に優しい
  • 比較的安価
  • 持ち運びやすい
  • 時間や場所を選ばず使用できる
  • 脱毛できない
  • 電池交換やバッテリーの充電などの給電が必要
除毛クリーム 600円~
  • 比較的リーズナブル
  • 減毛効果の期待できるモノもある
  • 除毛効果が長持ちするモノもある
  • 薬局などで手軽に手に入れられる
  • 脱毛できない
  • 肌荒れするおそれがある
除毛ワックス 5,000円程度~
  • 肌に優しい成分を配合している
  • 自宅で手軽に使用できる
  • 脱毛できない
  • 痛みがある
  • コツをつかむまで時間がかかる

自己処理の場合、リーズナブルで手軽に除毛できるのがメリットですが永遠に自己処理が必要になるのがデメリットです。

毛量が多く定期的なケアが必要となる場合は、クリニックやエステである程度毛量を減らしたり、脱毛したりすることを検討しましょう。
替え刃などのランニングコストを考えると、エステやクリニックの方が安く済む場合があります。

まとめ

多毛症には先天性のものと後天性のものがあり、背景に別の病気が隠れている危険性もあります。

異常に毛量が多く、多毛症の疑いがある方はまず病院で医師の診断を受けましょう。
場合によっては保険が適用され、より安く脱毛できる可能性もあります。

また、脱毛方法はさまざまあり、脱毛効果や脱毛価格もそれぞれです。
脱毛方法を選ぶ際は希望する脱毛部位や仕上がりなどを具体的にイメージしておきましょう。

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